リアフェンダーのカット
純正リアフェンダーの破損
2011年の暮れごろから、走行中ギャップを乗り越えた時などにリア周りから「バタン」という音が出るようになり気になっていました。
ある日、何気なくテールランプ付近を見ていたら、テールランプの付け根がリアフェンダーから浮いていました。
リアフェンダーを裏側から見てみると、テールランプを固定している2つボルトの周りにひびが入っているのを発見しました。
CB223Sの純正リアフェンダーは樹脂製であまり衝撃には強くないことと、
純正のテールランプユニットがけっこう重いことから、振動やちょっとした衝撃で
テールランプの根元の部分からリアフェンダーが割れてしまうようです。
私のCB223Sも2011年の暮れに割れてしまったため、2012年の春に純正リアフェンダーを
カットして、社外品のテールランプを装着しました。
2011年の暮れごろから、走行中ギャップを乗り越えた時などにリア周りから「バタン」という音が出るようになり気になっていました。
ある日、何気なくテールランプ付近を見ていたら、テールランプの付け根がリアフェンダーから浮いていました。
リアフェンダーを裏側から見てみると、テールランプを固定している2つボルトの周りにひびが入っているのを発見しました。
破損状況を確認するため、テールランプの固定ボルトを外してみました。
テールランプはレンズ以外は金属製でけっこう重く、またナンバープレートの裏に社外品のアルミステーを装着していたことなども重なって、フロントフェンダーにひびが入ってしまったのだと思われました。
破損状況はひびが入っている・・・などという生易しいものではなく、完全に割れてしまっていた状態で、テールランプの配線のおかげでようやくつながっているような状態でした。
いったん、この時点ではプラリペアを流し込み固定して修理しましたが、後日走行中に簡単に外れてしまい、プラリペアでくっつけるだけでは解決しないと判断しました。
リアフェンダーを割れた部分より上でカットすることにして、まずはヤフオクで汎用のルーカステールランプとリフレクターを入手しました。
リアフェンダーを割れた部分より上でカットする都合上、汎用テールランプの取り付け位置は純正のそれよりだいぶ上になってしまいます。
とりあえず位置合わせをして、どのあたりに固定するかをイメージしました。
リアフェンダーのカット後の残す部分はスポーツバイクの黒い樹脂製のフェンダー的なイメージで残すことにして、カットするラインを決めておきます(この時点でマジックペンなどで線を入れるか、マスキングテープなどでカットするラインを決めておいた方がよいかもしれません)。
シートを外してから、リアフェンダー周りのボルト類を全て外していくと、リアフェンダーを取り外すことができました。
外したリアフェンダーは台所用洗剤で綺麗に洗ってから切断の準備に入ります。
カットするラインは割れたテールランプの取り付け部分のやや上に向かって若干下がり気味にカットすることにしました。
マジックペンでカットするラインを書き込みます。
カットする部分を決めたら、模型用ののこぎりなどを使って切断していきます。
切断し終わったら、切断面を紙やすりなどで整え、シートを装着した際に周りから見える部分を艶消し黒の缶スプレーで塗装します。
その後、汎用テールランプを取り付けるための穴をピンバイスやリューターを使用して2か所開口します。
(この作業の写真は撮り忘れたため残っていません。2か所開ける穴の位置や大きさは用意した汎用テールランプによって変わってきますので現物合わせでの作業になります)
いきなり完成画像になってしまいましたが、缶スプレーでの塗装が完了したら、バイクにフェンダーを再装着して、汎用テールランプやリフレクター、そしてナンバープレートを取り付ければ完成です。
テールランプの配線も純正の配線に付け直すだけですので難しくありませんでした。
横から見ると、レトロな感じで下に下がっていたリアフェンダーが無くなり、さっぱりした印象です。
艶消し黒で塗装したリアフェンダーの残りもナンバー固定用のフェンダー風で自分のイメージ通りの仕上がりとなりました。
ただ、リア周りがすっきりしたことで、純正フロントフェンダーの大きさが気になるようになりました。(フロントフェンダーについても、後日ショート化しています→コチラ)
大きめのリアフェンダーが無くなったことでスポーツバイクっぽいリアビューになった気がしています。
ただし、リアフェンダーがショート化されたことで、雨天走行時やウェットな路面を走行した際の泥水の跳ね上がりがすごくなり、ジャケットの背中まで水がかかるようになってしまいました。
2014年の暮れ頃、バイクの清掃をしていた際にリアフェンダーの後端にひび割れを発見しました。
これ以上のリアフェンダーのショート化はできないので、クラックが広がらないうちに補修をすることにしました。
前述のとおり、完全に割れてしまったパーツの溶着には失敗しましたが、今回はひびが入っただけなので、プラリペアで補修します。
ひび部分にプラリペアが入り込むように割れた部分を荒らして、たっぷりパウダーと溶剤を流し込みました。
これで大丈夫と思われます。
また、この時点ではフロントフェンダーをハリケーン製のアルミショートフェンダーに換装し、ダイノックシートを貼ってカーボン風にしていたので、リアフェンダーもカーボン風にすることにしました。
リアフェンダーはカッティングシートを貼る面積が広いうえ、曲面もきついため、カッティングシートを貼っていく際のしわのよりどころをシートの下やウインカーステー・テールランプの影になるところに集中させました。
シートやウインカー、テールランプの影になるところにしわや合わせ目を集めて作業完了です。
あとはバイクに装着するだけです。
地味なポイントなので、あまりカーボン風にしても目立ちません。
完全に自己満足な部分になります。
リアフェンダーのショート化にカーボン柄・・・同じバイクに乗っている人しか気が付かないようなカスタムですが、私と同じようにリアフェンダーが割れてしまった人や、ノーマルのレトロな感じが気に入らない方にはお勧めできるカスタムだと思います。