2010年07月15日
HONDAモンキー用 汎用メーターバイザー
ヤフオクでモンキー用のメーターバイザーを入手
CB223Sのヘッドライトは通常のロードバイクのヘッドライトよりも小ぶりなものが採用されており、サイズ的にはモンキーやエイプと同じ幅のレンズが使用されています。
そのためモンキー用のメーターバイザーがぴったりフィットするのではないかと思い、2010年にこのバイクを購入後、比較的早い時点でヤフオクでモンキー用に出品されていた「空力バイザー」なる名称のメーターバイザーを落札してみました。
届いた品は予想どおりCB223Sのメーターケースの径にあった大きさの製品でした。
自家塗装の準備
届いた製品は綺麗なホワイトに塗装されていましたが、目立つところにゴミが混ざっていたことと、CB223Sの車体色「クラシカルホワイト」とは色合いが異なるため、そのままではバイクに似合わないと思い、しばらく放置していましたが、2010年7月に自分で塗装してみることにしました。
準備したのは模型用のホワイトサーフェイサーとデイトナ製のMCペインター(缶スプレー)です。
バンパープライマーも準備してみましたが、こちらは使用しませんでした。
下地処理とサフ吹き
耐水ペーパーで表面を荒らして、塗装表面に混入していたゴミも削り取りました。
そして模型用のホワイトサーフェイサーでサフ吹きをして、また耐水ペーパーで表面を整え、塗装用の下地を作りました。
純正色の塗装
下地つくりの後は「クラシカルホワイト」の缶スプレーで何度か純正色を吹き付けました。
塗装が思いっきりかぶってしまって艶が出ませんでしたが、最後にウレタンクリアを吹く予定なので気にしません。
いい具合に色が乗ったら、十分に乾燥させて、少しだけ耐水ペーパーで表面をきれいにしておきました。
ストライプ部分の幅の確認
単純にクラシカルホワイト一色にするのではなく、タンクのストライプと同じ幅でメタリックブラックのラインを入れることにします。
タンクの上のストライプの幅を測ると、メインとなる太いラインは90mm、両脇の細いラインは5mmでした。
ラインとラインの間も5mmでした。
ストライプ用のマスキング準備
黒い画用紙を90mmにカットして、メーターバイザーにあててみました。タンクと同じ幅のストライプにするとちょっと太めかなとも思いましたが、そのままで行くことにしました。
マスキング用のライン引き
4Bの鉛筆を2本用意し、90mm幅になるように固定したもので、画用紙をガイド代わりにして、うすく90mm幅の下書きをしました。
その下書きに合わせて5mm幅のマスキングテープを貼ります。
マスキング
5mm幅のマスキングテープでストライプのラインとラインの間になる部分を隠して、そのあとさらに5mm外側を完全にマスキングテープで覆い隠しました。
(マスキング完成後の写真を撮っていなかったので左の画像は最初の5mm幅のマスキングテープを貼ったところの画像です)
ストライプ部分の塗装準備
CB223Sの黒いストライプ部分はソリッドカラーの黒ではなく、よく見るとメタリックブラックだったため、缶スプレーも模型用のメタリックブラックを購入しました。
(画像中央に写っているパールマイカの上塗りは使用しませんでした)
あわせて最後に上塗りするためのウレタンクリアの缶スプレーも購入しておきました。
ストライプ部分の塗装
マスキング済みのメーターバイザーに模型用の缶スプレーでメタリックブラックに塗装しました。
塗装が完全に乾く前にマスキングテープを剥がします。
マスキングテープ剥がし
メタリックブラックの塗装がマスキングテープと一緒にはがれてしまわないように、メタリックブラックが完全に乾燥する前にマスキングテープを剥がしました。
とりあえずクラシカルホワイトとメタリックブラックの塗り分けが完了です。
2液式ウレタンクリア缶スプレーで上塗り
最後に上塗りするウレタンクリアは2液式のため1回だけの使い切りとなります。
2液を混ぜてからすぐに上塗り開始です。驚くほどきれいな艶が出ました。
十分に上塗りができたと思ったところで完了です。
あとは乾燥させてバイクに取り付けるだけです。
取付用のステー作成とバイクへの装着
メーターバイザーに付属していたモンキー用のステーでは、バイザーをCB223Sに固定することができなかったので、適当なエーモンステーを何本か買ってきて、画像のような感じでヘッドライトステー部分に固定しました。
(メーターバイザーには上下に二つのネジが付いていますが、実際にステーと繋がっているのは下のネジだけになります。上のネジは後日落としてしまったためメッキの丸いパーツに貼り替えました)
バイクへの装着画像
左の画像はステー取付前の仮の位置合わせ時点の画像ですが、仕上がりもこのような感じとなりました。
素人が塗装したにしては、十分満足できる仕上がりになったと思います。
メーターバイザー内側にスポンジゴムをはめる準備
メーターバイザー内側とメーターケースの外側部分の間の型紙を作って、それを厚めのスポンジゴムにあてて切り出しました。
スポンジゴムの加工
型紙あわせてスポンジゴムを切り出し、さらに車用の透過光タイプの時計をはめられるような穴も開けてみました。
切断面がかなりぐちゃぐちゃですが、メーターバイザーとメーターケースで挟まれて見えなくなる部分ですので気にしません。
スポンジゴムと時計のはめ込み
メーターバイザーとメーターケースの間に切り出したスポンジゴムをはめて、さらに透過光タイプの時計もセットしてみました。
時計を透過光タイプにしたことでヘッドライトの明かりで夜間でも時計が見えるようになります。
以上でメーターバイザーの自家塗装とバイクへの装着が完了しました。
完成写真とインプレッション
小さなメーターバイザーですので風防としての効果はほとんどありません。完全に見た目だけの自己満足アイテムとなりました。
ただ、時計を付けたので時間を確認しやすくなったのだけはイイところでした。
この記事を書いている時点(2016.2.25)では、メーターバイザーは取り外してあります。
個性的にはなるものの、あまりこのバイクには似合わないような気がしてきたためです。でも、気が向いたらまた装着するかもしれません。
2016年6月、メーターバイザーはネットオークションで売却いたしました。落札された方に気に入っていただけると嬉しいですね。自分以外の方が、このメーターバイザーを装着して走られている姿を見てみたいです♪