CB223Sにショートレバーを装着

私はブレーキレバーを人差し指・中指の2本掛けか中指だけの1本掛けで
操作しているのでCB223Sの純正のブレーキレバーとクラッチレバーを
ショートタイプの汎用品に交換してみました。

ALBA製 ショートレバー


ショートレバーの購入

 2016年3月、amazonで汎用品のショートレバーを注文しました。
 「アルバ(ALBA) ブレーキ/クラッチレバー左右セット CB223(08)他 シルバー BL-117-119-SL」という商品で送料込み2,376円でした。
 本当ならラフアンドロード製のショートレバーが「通」なのでしょうけれど、ちょっとでも安くしたくてアルバ製にしました。

ショートレバー到着

 amazonから到着したアルバ製ショートレバーには、対応車種が「CB223」と記載されたシールが貼られていました。
 「FTR223」ではなく「CB223」と書かれているのは珍しいと思います。「CB223S」ではなく「CB223」というのが残念ですが・・・。
 素材は純正と同じアルミ製です。


ブレーキレバーの交換(交換前)

 ノーマルのブレーキレバーを取り外します。
 10mmのメガネレンチを二つ使用してボルトとナットを外すだけで、簡単にブレーキレバーは外れます。


ブレーキレバーの純正品とショートレバーの比較

 アルバ製のショートレバーは純正より2センチちょっと短いようです。
 ブレーキラインを押す部分が、純正は一体造形ですが、アルバ製のショートレバーはネジとナットで位置を調整する方式です。

調整用ネジの位置合わせ その1

 amazonから届いた商品はネジとナットが逆に付いていましたので、いったん取り外して向きを反対にします。
 


調整用ネジの位置合わせ その2

 ショートレーバーの可動部分の穴にグリスをたっぷり付けてからショートレバーを装着しました。
 ネジをブレーキランプが付くかどうか確認しながら調整してナットを10mmメガネレンチで締め付けて取付終了です。

ブレーキレバーの交換(交換後)

 実際に交換してみると、かなりレバーが短くなった感があります。
 人差し指と中指の2本掛けか中指だけの1本掛けでブレーキ操作をするのにちょうど良さそうです。

クラッチレバーの交換(交換前)

 純正のクラッチレバーを外すのには、チョークの前に付いているゴムカバーをめくってから、ブレーキレバー同様に10mmメガネレンチ2本でボルトとナットを外して、取り外します。

クラッチレバーの純正品とショートレバーの比較

 アルバ製のショートクラッチレバーは純正品よりもやはり2センチ程度短いです。
 クラッチレバーはブレーキレバーよりも難点がありました。ネジが逆に付いているというレベルではありませんでした。

 可動部分の穴に純正はカラーが入っているのですが、ショートレバーにはカラーが入っていません。


純正のクラッチレバーはカラー挿入で可動を軽くしている?

 いきなりクラッチレバーを交換してみたところ、きつくてボルトが入っていきません。
 純正品ではカラーが入っている部分がショートレバーでは単なる穴でしかもぴったりしすぎているためきついようです。
 そのためショートレバーの穴を内側からリューターで少しだけ削って、丸棒ヤスリで慣らして、気持ちだけ穴を広げました。


クラッチレバーの交換(交換後)

 穴を少しだけ広げて、グリスをたっぷり塗ってから装着すると無事に動くようになりました。

 純正のクラッチレバーは端っこが丸いボール状になっているのに対して、ショートレバーは半球の形状のため、クラッチを完全に握ると小指あたりにレバーが接触してしまうのが気になります。


ショートレバー交換後の印象

 ブレーキレバー側は指2本がけで操作するのにちょうどいい長さです。悪くありません。

 一方、クラッチレバーは今までずっと4本がけで操作してきたので、2~3本しか指がかからないということに非常に違和感を覚えました。

 もう少し乗れば、だんだん慣れてくるものなのでしょうか。

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