CB223Sの純正のフロントスプロケットは１３丁です。
これを１４丁にすることで街中での乗りやすさが向上するらしいので
AFAM製の１４丁フロントスプロケットを購入し交換してみました。
ネット上でFTR関連の記事を読むと、フロントスプロケットをロング化すると、街中で乗りやすくなるというものがありました。
ロング化するということは前のスプロケットの歯の数を増やすか、後ろのスプロケットの歯の数を減らすことです。
ノーマルのスプロケットの歯の数は前が１３丁、後ろが４２丁です。
お手軽なのはフロントの１丁上げらしいので、ネット通販でフロントスプロケットを注文しました。
ヤフーショッピングで「AFAM スプロケット（14T）」を注文し、送料込みで3,200円で品物が届きました。
カーボンライジング処理鋼使用とうたわれ、ずっしりと重い中身のようです。
対応機種にはFTR223、SL230、XR250と書かれており、CB223Sの記載はありませんが、FTRと駆動系は一緒なので問題ありません。
鈍い色のスプロケットが中に入っていました。
20321-14という刻印があります。14というのは14丁という意味なのでしょう。
前側のギヤ数を増やすということは、最高速も伸びるはずなので、単純に13分の14倍にトップスピードが伸びれば、最高速が4～5ｋｍは伸びそうな気がします。
実は街中での乗りやすさより、最高速アップを期待している部分が大きかったりしました。
ただ、自分で交換する技術が無いため、後日ホンダドリームでオイル交換とあわせて装着してもらうことにしました。
ホンダドリームでオイル交換をする際に持ち込みでスプロケットの交換作業をお願いしました。
工賃はスプロケット交換が1,890円で、チェーンの調整が945円でした。
G2オイルの交換も一緒にお願いして、総額で4,525円です。プロにお願いしてこの値段ですから意外と安いと思います。
まず街中での乗りやすさですが、確かに発進時にせかせかとシフトアップしなくてもよくなった感じがします。各ギヤで引っ張れる範囲が広がった印象です。
一方、高速道路での最高速の伸びについてですが、気持ちちょっとだけ最高速が伸びた気がしますが、ハイギヤード化したせいで、向かい風や上り坂などのちょっとしたことで失速してしまう方の印象が強くなりました。
ただし４速でメーター読み100km/h過ぎまで引っ張ることができるようになりました。どうしても加速が必要な時は4速で無理をすることができます。
燃費に関しては街中をのんびり走っていくと40ｋｍ/ｌ前後まで伸びますが、高速で全開走行を続けると30ｋｍ/ｌを割ってしまいます。
Ｆスプロケを1丁あげて14丁にしてある以外はマフラーをBEAMS SS300ソニックに交換しただけで、エンジン・キャブなどはノーマルです。
メーター読みで100km/hの時はナビのGPSメーターで確認すると92～95km/hくらいしか出ていません。かなりのハッピーメーターと言えます。
追い越し車線を走行している時にメーター読みで瞬間的に110km/h近くまで行きますが、GPSメーターで100km/hをようやく越える程度ですし、その状態を維持し続けるのはかなりのストレスを感じます。（トンネル内・追い風など好条件が整うとメーター読みでけっこうなスピードが出ることもありますが、条件が悪化すれば一気に失速します。）
走行車線を前後の車の流れにあわせて走る分には問題ありませんが、追い越し車線を巡航し続ける性能はありません。高速道路はメータ読みで90～100km/hで走るのがちょうど良いバイクという印象です。